皆さんこんにちは!LTS代表日下まゆみです。

本日は睡眠のお話。

大人・子供に限らず睡眠のお悩みは少なくないでしょう。

一日24時間のうち3分の1を占めているともいえる睡眠、大事なことに間違いはありません!

私の学生時代は電車の中でも、学校でも、隙あらば寝ているという人をよく見かけたものですが

現代はそうもいかないはず、様々な環境の変化で年齢問わず睡眠時間が減り睡眠の質も良い方向にいっているようには見えません。

でも、睡眠は意識的に整えていく事が可能です!

質の良い睡眠を望む皆様に届くように本日も解説いってみましょう!

寝つきが悪い・眠りが浅い?

寝つきが悪い、眠りが浅い時、皆さん口をそろえて言うことがあります。

「枕が合わないのかな?」私はこの言葉をお客様から何千回聞いたことかー!!!

「いいえ、枕ではないと思いますよ」と言うと、こちらも皆さん口をそろえて「ベッドが硬いのかな?」

と、おっしゃいます。

うん、そう感じるかもしれませんね…

ですが、枕よりベッドより一番硬くなっているのはあなたの「背中」です‼

質の良い睡眠をとる為には、背中の状態を観察することがとても重要です。

睡眠を左右する背中の状態

キッズメディケーションマッサージを毎月受けてくれている

小学校高学年の男の子が先日もご来店してくださいました。

最初に本日の体調と状態をお聞きしているのですが

その日は「数日前に人生初の寝違いを起こしました!」とのことで

本人も痛みがあり動かせなく不自由な思いをしたこと

お母様は寝違いにより首が動かせないので体全体が歪んで見える。とのこと。フムフム

この時の私の出した答えは「背中に原因があり!普段よりも背中に負荷がかかったことが原因」

でしたのでお話を聞いていくと

寝違いを起こす数日前から、ランドセルに教科書をたくさん入れて重たい状態で学校に行かなければいけなかったと。

ずばり!寝違いの答えはこれです!!

つまり、背中側に重りを背負っているわけですから、首は前に倒れていないと身体のバランスを保てなくなります。

よく、カメさんが出てくる童話などでカメさんを描くときは必ずと言っていいほど、背中に大きな甲羅を背負い首がうなだれているように描写されます。

まさにそれが背中に負荷がかかっている時の身体のバランスのとり方であり

この少年の背中でも起こっていたということです。

そうなると首がいつもより下を向き固定されますから、

睡眠時やリラックスした状態で筋肉に緩みがある状態ができて、動かそうとすると

ピーンと痛みが出て下向きの固定された状態に戻ろうとするため動きを遮断されてしまう

これがいわゆる「寝違い」というわけです。

「寝違い」を起こすくらいの身体の状態はまさしくカメさんの背中になっているので

確実にいつもよりも背中の筋肉が硬く張っている状態です。

背中の筋肉に張りが出るとどうなるかというと

交感神経が優位な状態=戦闘態勢になります。

いつでも戦う準備はできてるよ!

多少のものが背中に当たっても大丈夫なくらい硬くなっているから安心して!

ということは、いくら夜になって眠たいからと言ってお布団に入っても

戦闘態勢ですから想像するだけでゆっくり寝れないことは皆さんにもわかっていただけるでしょう。

☑眠たいのに寝れない

☑眠りが浅く少しの物音で目が覚める

☑夢を沢山見て目が覚める

☑寝返りを沢山する

☑疲れが取れない

この様な事が当てはまる皆さんは背中の筋肉が硬く、戦闘態勢になっている可能性があります

いかがですか?

睡眠の質をよくするためにできること

キーワードは「副交感神経」!

ここからは、この戦闘態勢の背中をお持ちの皆さんがゆっくりと質の良い睡眠をとれる為にできることを上げていきます。

何といっても意識してもらいたいことは「副交感神経」!!

副交感神経とはリラックス状態になった安心できる時に優位になる神経です。

リラックスして安心できる状態ですから

「ほんのり温かい」「ゆっくりできる」「穏やか」「気持ち良い」

このように過剰ではない柔らかい気持ち、つい笑顔がこぼれるくらいの状態がリラックス状態です。

つい笑顔がこぼれてしまうくらいお顔の筋肉も緩みが出ているのですから

自ずと他の全身の筋肉にも緩みが出てきます。

意図的にご自身がリラックスできる時間を睡眠前に持つ習慣ができると睡眠の質が確実に違ってきます。

例えば

ゆっくりぬるめのお風呂に入る

ヨガやストレッチをする

好きなお茶を飲み読書をする

など、

今あげたことは、リラックスする方法などとよく言われていることですが、意味を理解してから実践すると感じ方が違うはずです

PCやスマホの電磁波についても、就寝間際まで使っていると睡眠の質が悪くなると言いますが

それは、電磁波が近くにあることで私たちの身体は自分の機能にないものと判断し

戦闘態勢になり身体が反応をしています。つまり交感神経優位な状態です

こうなると先にも述べたように睡眠の質が落ちてしまいます。

最近居眠りをする人を見なくなったのは、電磁波によって交感神経が優位になっていることも要因なのかと感じています。

なので、就寝前・就寝時の電磁波は気をつけることをオススメします。

私も枕元にスマホを置いてはいますが、必ず機内モードにして就寝しています。

機内モードだと電磁波の受信をしなくなるので睡眠の質も変わってきますよ!是非お試しください☆

マッサージで副交感神経スイッチon!

副交感神経にアクセスしやすくする為の色々を上げてみましたが

とはいえ、これだけじゃまだまだ足りない!背中ガチガチ!という方には

プロのマッサージで一度柔らかくしてもらうことはとてもおススメです。

柔らかくしてもらってそれをキープするためにご自身のリラックス法を取り入れながら最善を見つけていく。

睡眠は一生涯続けていくものなので、一時ではなく無理なく続けられる方法を見つけることで

睡眠の質=人生の質までも向上させることが可能になってくるのではないでしょうか。

最初に登場した小学生の少年も背中がいつも以上に硬くなっていて

これは睡眠の質が低下していましたねというお話から

「寝返りをいつもよりたくさんしていませんでしたか?」とお話を聞いたところ

「していましたー!」とのこと

背中がガチガチになると自分の背中にフィットする寝場所を本能的に探すので

沢山寝がえりをするようになり、最後は縮まって眠るというパターンが多く見受けられます。

マッサージを行った次の日にお母様から連絡があり

「施術をしてもらったら今日は動き少なく、寝たときと同じ場所でいつもより長く寝ていました、

呼吸も深くなっています!」と嬉しいご報告をいただきました。

キッズメディケーションマッサージ講習では、おうちで毎日簡単にできるマッサージ技術をお伝えしています。

お母さんのマッサージで身も心もリラックスして眠りにつく、お子様にとっては至福の時間ですね☆

7月は7月10日東京・7月29日名古屋で講習予定です!まだまだ受講生様募集中です!

東京・名古屋在住の方この機会キッズメディケーションマッサージ講座是非ご参加ください!