皆さんこんにちは! LTS代表 日下まゆみです。

夏休みもあと少し、皆さん満喫されていますでしょうか?

私事ですが今年の夏は、京都、名古屋で一週間ほど過ごし「本当の夏!」を体験してきました。

京都には年に数回行っていた大好きな場所なのですが夏は初体験!!

これが夏って言うんだ!!ということを体感した一週間でした。

帰ってきてからは札幌が涼しくて涼しくてびっくりしています。

先日は北海道のニセコに滞在していましたが、ニセコはすでに秋?と感じるほど涼しかったです。

地図で見る日本は小さいですが、こんなに気温差があり日本がとても大きく感じています。

こんなに差があるからこそ、土地土地で自分たちの身体を守りながら動けるような

住環境・食事・特産物があるんだなぁと先人の知恵も再確認した夏でした。

さて、今日は皆さんからいただく質問で多い

「女性特有のお悩み」を解決していこうと思います!

是非最後までお付き合いください♡

ママになって出てきたボディラインの変化!

出産とは命がけの大仕事です。

命を懸けて、自分以外の生命体を自分の体内に宿し

健全な人間として10か月かけて体内で育てて出産に至ります。

ママの身体というのはこの妊娠~出産までの約1年

そこから授乳期間があり約3年

とにかく身体の中も外も心も味わったことのない大きな変化が沢山あります

とくに、初めての出産でわかりやすく一番変化を感じるのは

”ボディライン”ではないでしょうか⁉

中でも「産前のボディラインに戻らない」「体重は戻ったのに…」

こんなお悩みはありませんか?

ではボディラインについてのお悩みを解説していきたいと思います!

ボディラインの変化ランキング!!

産後のボディラインの変化ランキングは

なんといってもダントツ1位が”お腹周り”

そして、2位が”O脚”

ホントそれ-!!! 意外-!!! と、声が聞こえてきそうですが

みなさんはいかがでしょうか⁈

(このランキングは私が今まで見てきた約三万人の女性たちのお悩みから算出したものです)

この様にボディラインの変化が出るのは分娩の方法によっても違いが出てきます。

ではここからは分娩方法によってのボディラインの違いとその理由を解説していきます!

分娩方法によって違うボディラインの変化

産後のボディラインの変化があまり出ない分娩はなんといっても「普通分娩」です

ご出産経験のある方はわかると思いますが「普通分娩」は

陣痛から始まり赤ちゃんと母体とのタイミングを合わせて出産する分娩方法です

陣痛も、出産もびっくりする痛みが伴います。

でも、人間って本当に上手にできていますよね。

赤ちゃんと対面した時には、その神秘的で輝かしく見たことのない可愛さからの幸福感で

一瞬で痛みを忘れることができるという

最大の痛みと最大の幸福がセットで現れる人生で数少ない体験が「普通分娩」です

この自然と湧き出る幸福感を感じると次は母性が爆発的に発動します!

すると、おっぱいが自然と出てきて

今度は体外で子供を育てる守りのモードに強く切り替わり

子育てに最適な体内の環境を作りだしているのです

この時ママの体内では

「子育て優先モード」「自分の内臓を一刻も早く正常運転に戻したいモード」です。

なので、

・他の生命体が体内に入らないように

・一刻も早い内臓の修復

この二点を全速力で行っているのですね

そうすると

”骨盤が閉まりだしてくる”という変化が徐々に起こります。

産後の床上げは日本では21日目と言われています

床上げ迄はママたちは赤ちゃん優先の生活をしながら

自分自身の身体の回復をしなければいけませんから

家事をせずにゆっくり過ごさなければいけない時間なのです

床上げ迄の期間、身体的な無理を本当にしなければ通常は

骨盤もしっかりと元に戻っていき閉まっていきます。

もう一つの分娩方法が「帝王切開」です。

帝王切開を経験している方はわかると思いますが

帝王切開後は

・真っすぐ立てない

O脚が目立つ  

体重は戻っても下腹部だけ浮き輪の様にタプタプしたたるみが取れない

このようなお悩みがある方がとても多いです。

出産にあたり赤ちゃんと母体と命の維持が何よりも一番なので

最善の策として行われる”帝王切開”ですが

母体への負担が大きいのも事実です。

意識のある状態で、身体の中心にあたる内臓までメスを入れて赤ちゃんを取り出し縫い留める手術を行い

次の日から赤ちゃんを大事に抱っこして育てる

「帝王切開」でご出産されているみなさん本当に本当に大仕事お疲れさまです!

お腹の変化はなんとなくわかる?!

でもO脚になるのはなぜ?

最近の帝王切開は、ショーツから傷が出ないように配慮され

大体の方が下腹部にメスを入れています。

この下腹部の部分は身体の真ん中になるので

ここにメスが入ることによって身体に力が入りずらくなってしまうのです。

身体の中心となるお腹の部分で自分自身の重心をとっているのですが

ここに力が入らなくなると

次はその下の部分骨盤、股関節でバランスを取り始めまて

立ったり・座ったり・歩いたり・日常をこなすことになるのです

そうすると身体の構造は広がった状態の安定感があることで

しっかりその上の部分から脳までに負担をかけずに

日常をこなせるようになります

これが”O脚”の仕組みなんですね

ただ脚の形が変わるのがO脚というイメージの方が大半だと思いますが

O脚は腹部が上手に使われないことで起こる

身体の防御策ともいえるのです。

O脚はぷよぷよお腹・ポッコリお腹とセットで起こる

さて、次はおなか編

出産におけるお腹のお悩みの「ぷよぷよ・ぽっこり」

文字で見ると可愛いですが

自分のお腹に現れると憎たらしいものですよね!笑

そしてこの、ぷよぷよ・ぽっこりを解消するために

毎日腹筋しています!という方も多いのでは⁈

残念ながら、ぷよぷよ・ぽっこりに腹筋は効果が見えにくいのが事実です(;_;)

帝王切開で分娩された場合はぷよぷよ・ぽっこりも長く続く可能性が高くなります

メスが入って縫い合わせている部分は、帝王切開に限らず

必ず周りの皮膚がぷよぷよしてきます

なぜなら、メスが入ると筋肉が断裂している状態ですから

その部分を早く回復して早く傷を閉じたいと思うのが健全な人間の身体のメカニズムです

このメカニズムが働くと周りの組織が頑丈にその部分を固定し

動かないように外部のものに触れないようにして

一刻も早く治そうとするんですね

内部に硬い部分があると表面の皮膚はあまりが出るわけですから

ぷよぷよになってしまうのです。

それが帝王切開の場合、子宮と、おなかの筋肉・皮膚と二段階でメスが入るので

上記で説明した状態も二段階になるのでぷよぷよがより目に見えてでてきてしまうのです。

帝王切開をした方でボディラインが気になる方は早い段階で周りの筋肉を柔軟にすることをオススメします!

私は産後のケアもたくさんさせていただいていますが、帝王切開の方は傷口が閉じた段階で

筋肉を柔軟にするマッサージをさせていただいています。

帝王切開の傷口が閉じる期間は人それぞれ違いますが

早い人で3週間~1か月

遅い方でも1か月半~2か月あれば

子宮の傷・外部のメスを入れた筋肉皮膚部分はある程度落ち着いてくるはずです

引きつりがない・触って痛みがない 状態になったらケアをスタートしてみてくださいね!

毎日できる!簡単セルフケア‼︎

触って硬くなっている筋肉を柔らかくなるように、お風呂上りや、寝る前に

触って揺らして引き延ばす!!

これを硬い部分の筋肉を掴んで繰り返します。

普通分娩でもおなかのぷよぷよが気になる方は

必ずぷよぷよの下に、かたーい何かがあるはずです!そのかたーい部分が、ぷよぷよの原因を作っているので是非やってみてくださいね❗️

続けていくと

この傷周りの筋肉、硬い筋肉が柔軟になりしっかり使えるようになっていきます

お腹の中心で重心を支えられるようになりますから

自然とO脚も改善して脚のラインも変わってきますよ!

O脚だけでお悩みの方もお腹のケアはぜひ取り入れてみてくださいね!

今回の「ボディラインの変化について」いかがだったでしょうか

他にも付随するトラブルはありますが、「お腹とO脚」この二つが解消すると気にならなくなる

か所も増えるはずです。

産後のボディラインのケアの方法は他にもまだまだありますので

気になる方はメッセージよりご質問ください!

女性のお悩み解決コーナーは定期的にこちらのブログで出していきます

リクエストなどもありましたらメッセージよりお気軽にお知らせください!

皆さんがより健康で快適な毎日を送れることを願っております♡