皆さんこんにちは!LTS代表日下まゆみです。
今日はよく質問を頂くこちらの質問「姿勢」について解説していきます!
私自身、高校生と保育園に通う5歳の母ですが
子供たちの姿勢や子供のお友達の姿勢を見ていて
自分が同じ年齢の頃とは、全く違うなぁと感じています。
子供も大人も現代人は、昭和生まれの人たちから見ると、姿勢が悪く感じると思います
ですが、良い悪いではなく、ただ現代人の身体は環境に合った姿勢になっている
それだけなのです。
ではどうして今の現代人の姿勢が出来上がっているのかを解説していきます!
現代人の姿勢の特徴
まずは、現代人の姿勢の特徴を見てみましょう
☑足が長く真っ直ぐ
☑上半身が短い
☑お腹がたるみやすい、お腹ポッコリ
☑背中がピーンとなりずらい
皆さんはこのチェックポイントにいくつ当てはまるでしょうか?
小学生、中学生のお子さんをお持ちの方はお子さんの身体が当てはまっている!という方も多いと思います
本当に現代の若者は足が長い方が多くうらやましい限りです♡
この身体がどうやって出来上がっているのか
それは日常生活で使う筋肉が、昭和の時代とは違うからなのです。
姿勢に影響する日常生活とは?
現代人の特徴である足が長く真っすぐでいることで
日常生活にはどのような影響があるのかを考えてみましょう。
身体の肉体的バランスをとる部分は何と言っても体の中心であるお腹の部分です。
足が長く真っすぐでいると上下のバランスを取ることが難しくなり
上半身が短くなる傾向になってしまいます。
こうなると使えていない筋肉が「お腹」の部分です。
おなかの筋肉が使えないとどうなるかというと…
「背中が丸くなる」
「肩の厚みが出てきて巻肩になる」
「首が太くなる」
とにかく上半身がコンパクトになってバランスを取ろうとします
こうなると自ずと首がうなだれて、顔が下を向く形になりますから
「眼精疲労」「視力低下」「頭痛」「肩こり」
などの症状を早いうちからお持ちの方がとても増えています。
目のトラブルは、スマホが普及してから増加傾向にありますが
一概にブルーライトや電磁波だけの影響ではなく、「身体の形」も影響を及ぼす一因なのです。
進化した身体はどうやって作られたの?
人の思考は潜在意識によって理想を思い描き実行し現実を作るといわれています
つまりその分野の人に言わせれば、身体さえ思い描いた通りの形になれるというわけです。
う~ん!それができたら本当に本当に最高ですよね!!思い描くだけって!
ちゃんと描いたものを完成させるための、実行という行動をしなければいけないというのがポイントですが!
私もこの考えは不可能ではないと思っています。
ペリー来航の際に初めてみた、目が青く手足の長い素敵な外人さんに憧れを抱き
「素敵ー♡カッコイイスタイルに自分もなりたい!」と思った私たちの先祖たちが
自分の代で達成できなかったことを、孫やひ孫の代今の現代で再現していると言われています
人間には恒常性維持機能という今のベストな状態を保つための身体の取扱説明書が備わっています
そこを書き換えるのに何百年と掛かりますから、時代の流れからすると
あながち間違ってはいないのかなぁと。思います。
うーん。という感じですよね
ですが私は現実的な解釈が好きなので、ここからは現実的に起きている見解として
沢山の人の身体を見てきて思う、一番現代の日本人の身体になった要因と考えられるのは
何といっても「洋式トイレ」の普及です!!!
洋式トイレの普及により劇的に「腹筋・背筋」が使えなくなってしまいました
和式のトイレ、今となっては不便に感じますが身体にとってはとても良い
トレーニングになっていたのですね。
トイレに一日5回行くとしたら、トイレに滞在する3分間スクワットと腹筋をしていたということです!
一日に換算すると15分!15分間スクワットと腹筋をするとなると
足もお腹もプルプルすることが想像できます。
考えてみると「ワークアウト」が盛んになったのもここ数年の話
和式トイレがあった時はワークアウトをしなくとも、生活の中である程度の筋肉運動ができていた
ということなんですね。
洋式トイレになり踏ん張る必要がなくなった脚は、長く細くなり
使われていない腹筋背筋でコンパクトな上半身を作り上げて現代人の身体は完成の状態です
ネガティブな要素ばかりではありません!
足が長く真っすぐできれいな現代人の身体があるのですから
更に腹筋と背筋が使えるようになると、自然と姿勢も良く
姿勢が良くなるということは筋肉が柔軟なるので、痛みや不快なことが減り
快適な毎日を送れるということです!見た目も美しく快適だなんて素晴らしいですね!
では美しく快適な身体を作るためのポイントをご紹介していきます!
腹筋と背筋を使うためのポイントは「内もも使う」
現代の日常生活では意識しないと使えない部分の内もも!内ももから繋がるラインに腹筋があります。
姿勢をよくするために和式トイレに戻すなんてことはできないので
ここからは現代の日常生活で簡単に内ももを使える毎日できることをご紹介します!
①座っている時に膝をつけるようにする
②足の親指に重心を乗せる意識をする
座っている時に膝が開いていることはありませんか?
左右の膝の部分をつけると、自然と腰が立ち姿勢が良くなることを体感できるはずです
内ももの部分が上手に使えると姿勢を保つための腹筋
お腹を押さえるための背筋の両方が使えるようになります。
毎日椅子に座ることは何度もあるでしょう、その際に数分でも意識をすることでこの部分が
使えるようになります。
膝が楽々つけて座れるようになってきたら次のステップとして
薄めの雑誌や新聞紙を挟んで、椅子に座る時間を過ごしてみましょう。
動作的には簡単ですが内転筋が使えていることを実感できるはずです!
お子様の姿勢が気になる方は、遊びの延長として楽しみながらやってみてくださいね!
そして次に重心を足の親指にかけていく事。足の重心がどこにかかっているかをまずは見てみましょう。
足の小指に赤みがある、小指が大きくなっている方は
重心が外側にかかっているので、内ももも腹筋も100%は使えていない状態です
正しいく身体が使われるための重心は親指側に入ります。
歩くときに親指に意識を乗せて少し小指が浮くくらいで歩いてみて下さい
いつもと違う足の感覚があるはずです。
小指側に重心がかかっている方は、靴下を脱いだ状態で足の指をパーにして広げて
グーの状態で縮める。この動作をお風呂上りなどの筋肉が緩んでいる時に
繰り返し行ってみて下さい!
足の指につながる筋肉が柔軟になると重心の癖が次第にとれて
親指にしっかり重心をかけられるようになってくるはずです!
①、②が楽にできるようになってきたら姿勢にも変化が出てきているはずです。
経過を楽しみながらご家族でお試しくださいね!
この様な身体の仕組みも紐解いていく
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